タンザニア産 クロムトルマリン原石 母岩付き

鮮やかなグリーンが魅力的なタンザニア産のグリーントルマリンです。
トルマリンは非常に多くのカラーバリエーションが存在し、その色合いで名称も変化する石として知られています。
ルースとして流通するのもの大半は、エルバイトというトルマリンに属しており、リチウムをベースとした発色要因である事からピンクやグリーン等が最も多く産出されます。
タンザニアのグリーントルマリンは、カラーチェンジの一種であるウサンバラ効果が見られるクロムトルマリンなどが知られます。
こちらは、クロムトルマリンとして入ったものですがウサンバラ効果は見られません。
クロムの量については分析をとっていないので分かりませんが発色要因になっているかと思います。
現在、タンザニアはウンバ川、メレラニ、メレラニ丘陵の約 100km 南に位置するランダナイ地域の鉱山からのクロム トルマリンの産出があります。タンザニアのクロムトルマリンは、完全なユバイト-ドラバイト固溶体であり、伝統的な名前を正当化するために、バナジウムと同じかそれ以上のクロム不純物を含んでいます。
タンザニア産トルマリンとなれば貴重な標本です。不思議なことに、前述のように、他の産地ではめったに宝石のように見られない希少なユバイト-ドラバイト シリーズは、魅力的なブラウンからゴールデン、マルチカラー、エメラルド グリーンの色を示します。ブラジルなどの産地に多い一般的なトルマリンは、タンザニアでは比較的希少です。
タンザニア産のトルマリンは意外と少なく、なかなか出会うチャンスがありません。

69.7×68.5×47.1mm 199.69g
27.2×8.3mm(トルマリン本体)

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